AIを活用したFX投資を始めて約2年が経過し、ある程度の成果を上げられるようになった頃、私は新たな課題に直面しました。それは、現在の賃貸暮らしを続けながら、いかにして効果的な資産形成を行うかという問題です。今日は賃貸暮らしのメリット・デメリットを踏まえつつ、FX投資を中心とした資産形成戦略をどのように構築したかについてお話ししたいと思います。

まず、我が家の現状を簡単に説明しましょう。

  • 家族構成:私(42歳)、妻、小学4年生の息子、小学2年生の娘
  • 居住地:東京都大田区
  • 住居:賃貸マンション(3LDK、70㎡)
  • 家賃:月額11万円

賃貸暮らしを続けるか、それとも住宅購入を検討するか。この選択は、多くの家族にとって大きな決断です。我が家でもこの話題について何度も話し合いを重ねました。その結果、現時点では賃貸暮らしを続けながら、積極的な資産形成を行うという戦略を選択しました。

その理由は以下の通りです:

  1. 柔軟性の確保: 賃貸暮らしは、ライフスタイルの変化に応じて住居を変更できる柔軟性があります。子供たちの成長や、将来的な転職の可能性なども考慮しました。
  2. 初期投資の抑制: 住宅購入には多額の頭金が必要です。その資金を投資に回すことで、より積極的な資産形成が可能になると判断しました。
  3. 維持費の削減: 持ち家の場合、修繕費や固定資産税などの維持費が必要です。賃貸ならばこれらの費用を抑えられ、その分を投資に回せます。
  4. 立地の優位性: 現在の賃貸マンションは、交通の便が良く、子供たちの教育環境も整っています。同等の条件の物件を購入するとなると、かなりの高額になってしまいます。
  5. 資産の分散: 不動産という一つの資産に多額の資金を集中させるよりも、様々な資産に分散投資することでリスクを軽減できると考えました。

これらの理由を踏まえ、以下のような資産形成戦略を立てました:

  1. FX投資の継続と拡大: これまでのAIを活用したFX投資の経験を活かし、投資額を徐々に増やしていきます。ただし、リスク管理には細心の注意を払い、運用資金全体の30%を上限とします。
  2. インデックス投資の導入: FX投資と並行して、ローリスク・ローリターンのインデックス投資も始めました。具体的には、全世界株式インデックスファンドを中心に、毎月一定額を積み立てています。
  3. 少額不動産投資: 不動産投資型クラウドファンディングを活用し、少額から不動産投資を始めました。これにより、将来的な不動産購入の足がかりとすると同時に、不動産市場の動向も学んでいます。
  4. 子供たちの教育資金の確保: 学資保険ではなく、柔軟性の高い投資信託を活用して子供たちの教育資金を準備しています。リスクとリターンのバランスを考慮し、年齢が上がるにつれてリスクを下げていく「年齢別資産配分」を採用しています。
  5. 緊急資金の確保: 賃貸暮らしでも、予期せぬ出費に備える必要があります。そのため、生活費の6ヶ月分を目安に、流動性の高い資産(普通預金や高金利の専用口座)で緊急資金を確保しています。
  6. 節税戦略: iDeCo(個人型確定拠出年金)やNISA(少額投資非課税制度)を活用し、税制優遇を受けながら資産形成を行っています。

この戦略を実行に移して1年が経過した時点で、以下のような成果が得られました:

  • FX投資の年間収益率:約15%(市場平均を上回る結果)
  • インデックス投資の収益率:約8%(市場平均並み)
  • 不動産投資型クラウドファンディングの年間利回り:約6%
  • 総資産額の増加:前年比で約20%増

しかし、この戦略にも課題はあります:

  1. 心理的な不安: 「持ち家を持たない」ことへの漠然とした不安は、完全には拭えていません。特に両親世代からは「いつまで賃貸なの?」と言われることもあります。
  2. 家賃の上昇リスク: 将来的な家賃の上昇により、住居費が増加するリスクがあります。
  3. 資産の複雑化: 複数の投資を並行して行うことで、資産管理が複雑になります。特に確定申告の際には、細心の注意が必要です。
  4. 時間の確保: 様々な投資を並行して行うには、相応の時間と労力が必要です。仕事と家庭との両立を図りながら、いかに効率的に資産管理を行うかが課題です。

これらの課題に対しては、以下のような対策を講じています:

  1. 定期的な家族会議: 月に一度、家族全員で資産状況を確認し、将来の計画について話し合う時間を設けています。これにより、家族全員で目標を共有し、不安の解消にもつながっています。
  2. 長期契約の検討: 家主との良好な関係を築き、長期の賃貸契約を結ぶことで、急激な家賃上昇のリスクを軽減しています。
  3. 資産管理ツールの活用: 複数の投資を一元管理できるスマートフォンアプリを活用し、資産状況を簡単に把握できるようにしています。
  4. 自動化の推進: FX GO tapなどのEAで定期的な投資は自動引き落としに設定し、日々の管理の手間を最小限に抑えています。

この「賃貸暮らしながらの資産形成」という選択は、私たち家族にとって単なる金銭的な戦略以上の意味を持つようになりました。それは、「自由」と「挑戦」の象徴なのです。

持ち家にとらわれないことで、私たちは新しい可能性に対してより開かれた姿勢を持つことができました。例えば、将来的な地方移住や海外赴任なども、より現実的な選択肢として考えられるようになりました。

また、子供たちにとっても、この経験は貴重な金融教育の機会となっています。「家を持つこと」が絶対的な価値ではなく、自分たちのライフスタイルや価値観に合わせて柔軟に選択できることを、身をもって学んでいるのです。